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CESで新型エアボードとPCを子機にするソフトが発表

yoshiyama2005-01-09

  12.1型の子機がセットになったLF-X1(1,500ドル)が日米で発売済みだが、International CESでは7インチワイド液晶テレビがセットになったLF-X5(1,000ドル)とパソコン用のソフト「Location Free Player for PC(LFA-PC1)」の展示デモがあった。  LF-X5は2004年の9月から北米で発売された日本未発表モデル。「12.1インチのLF-X1では持ち運ぶのにかさばるが、LF-X5ならコンパクトなので気軽に持ち運べる」と好評という。  さらに今回発表になったWindowsパソコン用ソフト「LFA-PC1」を使うと、ノートパソコンをエアボードの子機として使用できる。ソフトの発売時期や価格などは未定だが、手持ちのWindowsパソコンにインストールするだけで、パソコンがモバイルテレビになるのはかなり魅力的だ。

 IDT−LF1やLF3を購入して得た教訓は「ディスプレイは軽くないと、たとえ家の中でも気軽に持ち運ぶことができない」ということだった。ゆえにLF-X1の購入は見送っていた。そんな僕には願ったりの商品だ。PCをエアボードの子機にできるソフトも、VAIO Type Uの存在価値を飛躍的に高めてくれるのは間違いないだろう。
 日本の場合、こういった製品は民放が簡単には首を縦には振らないだろうから、ソニーもきっと苦労していると思う。早くなんとかしてほしいものだ。