SONY、Type X対応のMPEGツールを公開

　たぶん先週公開されていたと思われる。同様のツールがアイ・オー・データ機器のTVキャプチャボード用に同社のHPでも公開されているので、採用しているMPEGチップがソニーのと同じなんだね。

「MPEGエンコーダー機能拡張ツール」は、type R(一部機種)、type Xに搭載されているMPEGエンコーダーViXS社製 XcodeⅡの機能を活用するためのソフトウエアです。機能別に、3つのソフトウエアを用意しました。

MPEGエンコードツール

　MPEGボードに装備されたテレビチューナーや外部入力端子から入力した映像を、好みのビットレート(750kbps〜15Mbps)と、解像度(720×480、352×480、352×240)でMPEG2エンコードができるツールです。VBR/CBRの設定もできます。

MPEGエンコードコマンド

　「MPEGエンコードツール」コマンドラインで制御するためのコントロールウインドウです。タスクマネージャとの組み合わせで、特定の時間にエンコードを開始・終了させることができます。

MPEGトランスコードツール

　MPEG2のビットレート/解像度変換を高速に行うツールです。SD解像度(720×480等)のMPEG2→MPEG2変換を、最高約6倍速(1時間の映像ファイルを約10分)で、変換することができます。また、デジタルハイビジョンハンディカムで撮影し、DVgate Plus2.0以降でキャプチャしたHDVファイル(.m2t)をSD解像度のMPEG2に最高約1.5倍速(1時間のHDVファイルなら、約45分)で、変換することもできます。