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挑戦者、マルチメディアプレイヤーをモデルチェンジ

 アイ・オー・データ機器は同社のパーツブランドである挑戦者からマルチメディアプレーヤー自作キット「Movie Tank II(SOTO-3.5D)」を9月中旬に発売する。価格はオープンプライスだが、同社の直販サイトでは15,800円で予約を受け付けている。従来製品である「Movie Tank(SOTO-3.5U/M)」はすでに販売完了。

 Movie TankⅡはUSB 2.0/1.1接続HDDケースにメディアプレイヤー機能を搭載した便利な製品です。
 PCでTVキャプチャしたMPEG-2のデータや、自分で作った映像・音楽・写真のデータを本製品に保存しておけば、TVやコンポ、アンプに繋ぎ変えるだけで、PCなしでデータを再生することができます。もちろん、ファイル選択や早送りなどのトリックプレイもリモコン1つでビデオ感覚で簡単に操作できます。
 従来の製品※では、TVに繋がないとファイルの選択や曲の情報を見ることが出来ませんでした。しかし本製品ならば、ファイル一覧/ファイル名・コーデックなどのファイル情報が出てくる液晶付き! TVに繋がなくても、液晶を見ながら操作できます。

 同社のLANDISK AVのようなメディアサーバー機能か、または逆にAVeL Link Playerのようなネットワークメディアプレイヤーの機能の追加を期待したが、それは叶わなかったようだ。

 液晶がついたことでAV機器っぽくなったし、単体で動作する製品っぽくなったと思う。とくにミュージックサーバーとして考えた場合、いちいちTVの電源を入れる必要があった従来製品(いや他社のメディアプレイヤーも含めて)の使い勝手は悪かったと思うので、そういう人にとっては一番ありがたい改良点なのかもしれない。