跡地

すでに10年近く休眠中

VAIOペットネームの破綻

 昔のVAIOは「バイオ」+アルファベット1文字か「バイオノート」+アルファベット1文字で愛称(ニックネーム)が構成されていた(さらにそれ以前は「バイオ」+形状という時代もあったし、同じノート型でも「バイオノート」という場合と「バイオ」だけの場合もあった)。それが「VAIO第2章」で「VAIO」+「Type」+アルファベット1文字で構成されるように変わった。基本的にはアルファベットに意味を持たせて、同じアルファベットなら同じコンセプトの製品を出していたように思えた。

 ところが2009年に入ってこの関係が崩れた。「VAIO Type P」と「バイオP」、「VAIO Wシリーズ」と「バイオW」どちらも似ても似つかない商品だ。方やネットブック、方や省スペースデスクトップだ。現在話題になっている今秋発売予定の「VAIO Xシリーズ」もそうだ。方やバイオノート505系の薄型ノートなのに、「VAIO Type X」はビデオサーバーを内蔵した重量級デスクトップだ。

http://www.vaio.sony.co.jp/Products/Pc/index.html

 どっちにしても量販店の店頭では「バイオ」+アルファベットで表現されていることが多いように感じる。こういう場では現物やカタログを見て話をするので、それほど問題はないだろう。ところがGoogle先生に問い合わせるとき、この手の表記ミスのおかげで、まったく異なる商品が見つかってウザイことこの上ない。たまたま我が家のVAIO Type Xの情報をGoogole先生に調べてもらってて気づいた。代わりに「VGX-X90P」という型番で調べてもらったけど、見つかった情報は非常に少なかった。まぁどうでもいいことだけど。

 今後のVAIOはアルファベット+「シリーズ」というペットネームの規則性になるのだろうか。結局「バイオ」+アルファベットで呼ばれちゃうんだから、どうでもいいか。