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USBハブの車内電源を確保する

yoshiyama2004-08-20

 ご存知のとおりtype Uは可搬性を高めるために本体からキーボードをはじめとするあらゆるものを削ぎ落としている。そして付属のポートリプリケータを使うことで通常のノートPCと同等の拡張性ももつこともできる。
 すでにtype Uカーバッテリで駆動するためのDCアダプタはあるので、これをポートリプリケータに接続して、type Uとドッキングすれば、新たな電源を取ることなくほとんどの拡張機器を接続できることになる。
 しかし、問題はポートリプリケータの形状だ。オンダッシュに設置するならともかく、僕の場合、オンダッシュはすでにカーナビに占有されているし、仮になかったとしても、オンダッシュにポートリプリケータとドッキングしたtype Uを乗せた状態を想像するだけでも野暮ったいのでとりあえずボツ。
 type U本体に残されたのはCFスロットとUSBポートだけ。確かにUSBポートがあれば、あらゆる周辺機器が接続可能になる。しかし、問題なのはそのUSBが1つしかないこと。
 バスパワータイプのUSBハブを使えば最大4つのUSBポートを増やすことができる。しかし、ここで問題となるのは単なるUSBポートの数ではない。まともな電力が供給できるUSBポートの数なのだ。バスパワータイプのUSBハブでは各USBポートに出力される電力はポートの数で割った数以下の値となる。もちろんキーボードやマウスといったもともと消費電力の小さいさな周辺機器は2つ3つ接続しても問題ないだろう。しかし、カーPCとして接続したいのはポータブルHDDやTVチューナーユニットなど消費電力の大きいものもある。
 これらの周辺機器を使うためには電源を必要とするセルフパワータイプのUSBハブが必要になる。そこでシガーアダプタに対応したセルフパワータイプのUSBハブの登場だ。早速ぐぐってみる。

…そんな製品はなかった(予想はしてたけど)

 まぁ、USBポートに供給する電圧は5Vなので、ほとんどのセルフパワータイプのUSBハブのACアダプタは5Vだ。5Vの出力できるシガーアダプタがあれば問題解決ってわけ。意外に汎用品では見つけられない。たいていは4.5Vか5Vだ。さらに探してみる。で見つけたのがコレ

http://www.diatec.co.jp/product/shop.cgi?zoom=5-DDP10Zau

って本来はザウルス用なんだけど。ほかにもiPAQようとかPocketPC用とかPDA用がいくつか。