跡地

すでに10年近く休眠中

VAIO R60との再会

yoshiyama2005-03-31


 午後から、コンテナボックスに当分使うことがないと思われるパソコンや家電製品の空き箱を移動した。その際に、納戸からVAIO PCV-R60V7が出てきた。僕が初めて買ったデスクトップVAIO(初めてのVAIO購入はVAIOノート505で97年秋)で、99年秋に購入したもの。さすがに当時のスペックのままでは改造してまでも使う気になれなかったと思うが、納戸行きになった数年前まで、CPUをセレロン466MHzからpentiumIII 650MHzへ換装、メモリを64MBから256MBへ増設、OSをWindows 95から2000 Professionalへのアップグレードインストールなどと順次行ってきたため、今でもとりあえずは使い物になりそうだ。

 さすがにメモリがいまどき256MB(128MB DIMM 2枚)では心もとないので1枚を512MBのDIMMに交換して、電源を投入する。電源ランプは点くが画面にはまったく何も表示されない。古いマシンだし、ずっと火を入れてなかったので壊れていたとしてもしょうがない。とりあえずメモリを元に戻して、再度電源を投入すると、なんら問題なく立ち上がるではないか。このマシンというかチップセットインテル440BXや815Eのマシンは最大256MBまでのDIMMしか認識しない上、256MBのDIMMの場合、両面で16個のチップが実装されているタイプでないと認識しないのを思い出した。さっそく、別のマシン(インテル440BX)から256MBのDIMMを取り外し、R60に取り付け、電源投入。今度は無事512MBで認識された。

 このVAIOヤフオク相場は5000円から1万円と、売るための手間隙のほうがかかりそうだ。とりあえず、Windows XPへのアップグレードするためのドライバも入手可能なので、その気になればまだまだ使える。ただし、その前に両面に16個のチップを実装した256MB DIMMを入手しなければならない。価格COM経由でメモリの安そうなお店を調べたところ、1枚あたり5000円以上する。片面実装のタイプなら4000円以下で買えることを考えると、ちと割高だ。あとビデオカードも、もうちょっと速いものに交換したいが、果たして本体価格5000円程度のマシンに見合う格安ビデオカードはあるのだろうか。