跡地

すでに10年近く休眠中

DLNA対応LinkStationだまりこむ

 うちの環境においてバッファローの新LinkStation「HS-DGLシリーズ」はリストアップされないコンテンツやディレクトリが発生すること、そしてメディアサーバー機能が停止してしまうという話を先日レポートした。

 で、その原因を探るために、コンテンツのサイズやファイル名、ディレクトリを変更したり、メディアサーバーで公開するディレクトリを変更したりと試している。とくにディレクトリを変更するとメディアサーバーがインデックスを再構築するため、反映には結構な時間がかかる。寝る前に変更して翌朝、メディアサーバーの状態確認するといった作業を繰り返していた(せめてメディアサーバーdaemonのログが読めればもうちょっとマシな検証方法もあろうが)。

 今朝もここ数日と同じようにメディアサーバーが落ちていた。しかし、いつもと状況が違っている。VAIOメディアやルームリンクからメディアサーバーが認識できなかっただけでなく、ファイル共有機能も使えなくなっていた。もちろんIEで管理ページを開くこともできないしpingも通らない。

 よく見ると、LinkStation本体にあるネットワーク接続の状態を示すLINK/ACTランプも、ハブ側のリンクランプも消えている。つまりLinkStationのネットワークが何らかの理由で落ちちゃったということだ。こうなると電源スイッチ長押しによる再起動で元に戻るのを期待するしかない。やっぱ、こういう製品はシリアルコンソールを用意しておいてもらいたいものだ。

 実際に電源を再投入してみるが、症状は何も改善しない。DHCPサーバーのログを見ても起動時にIPの取得にきた様子もない。こうなるとメーカーか販売店に泣きつくしかない。早速、購入した量販店に出向き、症状を伝え交換してもらった。同じ現象が再発するようなら交換や返品も可能らしい。単なる固体不良であることを願いつつ、同じ実験を2号機で続けることになった。なんにしてもまだ先は長そうだ。