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すでに10年近く休眠中

ELSAのシンクライアント端末再び

 シンクライアント端末といえばネットワーク経由で専用サーバーに接続するのが当たり前で、しかも非常に高価(サーバーOSが高いうえにメタフレームは端から個人や小規模なオフィスなぞ相手にしちゃいない。だから「ELSA nX-STATION L100」みたいなシンクライアントは絶対に流行るなんて思ったのは1年前、結局、一部のマニアの間でちょっと話題になったきりという感も拭えない。

 なのにELSAから今度はブレイクアウトボックスタイプのシンクライアント端末が登場した。nX-STATION L100に対するアドバンテージはとにかく価格、+3台分で3万円弱の価格設定はおおよそ1/3だ。今度は市場の反応はどうなんだろう?

 ELSA Xtenda X300は、ホストコンピューター(ホストPC)のPCIバスへ接続するPCIカードと、クライアント端末となるブレイクアウトボックスが3つ、ワンパッケージになったシンクライアント製品です。ホストPCが利用可能なアプリケーションや、データといったコンピューティングリソースをリモートに活用することによって、ネットサーフィン、電子メール、およびほとんどのアプリケーションを、家庭、またはオフィスの複数のユーザーで利用することができます。従来のシンクライアントに比べ、ブレイクアウトボックスにCPUを搭載しないため、低コストのシンクライアント環境を提供します。