跡地

すでに10年近く休眠中

大手買い取り業者の出張査定

 まずはJ社が予定通りお昼過ぎにやってきた。三菱レグナムに乗った営業マンがスーツ姿で現れた。もらった名刺には店長とあるので、決裁権のある人かもと期待は膨らむ。一通りチェックして、その後電話をかけた後「本来なら170なんだけど今回は特別に180を出す」なんて寝言をいう。ディーラーの査定でも180だと言ったら、あわてて190に訂正するが、すでに信頼ナシ。

 次にやってきたのはA社だった。約束の15時を15分くらい遅れてやってきた。社名のロゴが入った軽自動車で、社名の入ったツナギ姿だった。こちらも一通りチェックして電話をかける。その後、炎天下の中、クルマやバイクの話と雑談で1時間が過ぎる。買い取り価格は190を提示するものの、J社も同じ額を提示している旨伝えると、「では限度額いっぱいの195ではいかがでしょうか」と即答された。即決迫ることもなく「返答は翌日のお昼にください」ということだ。

 最後はG社、19時の予定が30分ほど遅れると事前連絡あり。買取したものの売れないという先々モデルのマークIIで現れたのはビシッとした身なりの若い営業マンだった。懐中電灯で照らしながらクルマをチェックする。前に来たJ社とA社の提示価格が気になるようだった。その後、電話とパソコンを駆使して本部と連絡をを取り190を提示。A社に195の提示を受けていたのでそっけなく「ありがとうございました。検討します」と僕。「いくらなら即決できるか」と営業マン、委託で200の話があることを伝える。「では、205で本部に掛け合ってOKが出たら即決していただけますか」と営業マン、「もちろん即決します」と答える僕。しかし、結果はノーだった、残念。

 G社の営業が帰ったのは21時を回っていた、慣れないことだけにすごく疲れた。明日は午前中、買い取り店を回ることを決心する。もちろん目標は200だ。