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すでに10年近く休眠中

LANDISK AV、やっと入荷

 アイ・オー・データ機器のLANDISK AVが入荷したとヨドバシカメラから連絡があったのは日曜日のことだった。先週末には少数ながらすでに出荷しているという情報があっただけに、出荷数がかなり絞られており、かつそれを上回る注文数だったのだろうか。8月下旬から9月末中旬に発売が延期されていただけに先に発売されたバッファローDLNA対応(予定)のLinkStation(HS-DGLシリーズ)対抗としての安定度に期待は高まる。

 仕事帰りにヨドバシカメラに立ち寄って引き取ってきた。そして早速セットアップ(といっても電源を入れて数分待つだけ)した。自宅に戻ったのが23時過ぎだったので、チェックできたのはごく一部だけ。明日以降、バッファローのLinkStation(HS-DGL)との比較を中心に感想をなど…。

 ちなみにファイルサーバーとしての性能比較ならすでに清水理史のイニシャルB(インプレス)で紹介されているのでそちらを参照すればいい。

 LANDISK AVはデフォルトでメディアサーバー機能が動作しており、かつサンプルのムービーが入っているため、それを使ってムービーの動作確認。まずはクライアントとしてネットワークメディアレシーバー「PCNA-MR1」から接続した。残念ながらサンプルムービーはリストアップされるものの再生はできず。PCNA-MR1はDLNA対応のプレイヤーではないので仕方ないのか。次回はムービーを別のものでチャレンジしよう。次にVAIOメディア4.1(クライアント)から接続、なんら問題なくムービーの再生ができた。LANDISK AVではコンテンツの分類が英語表記(ほかのメディアサーバーでは日本語)だったことが気になった。

 今度はLANDISK AVに付属のメディアクライアントソフト「DiXiM Media Client」をThinkPadにインストールして、ほかのメディアサーバーへの接続を試みる。使い慣れないユーザーインターフェイスのため操作に手間取るが、LANDISK AVはもちろんのことVAIO Type XのVAIOメディアサーバー、VAIO Type XのX3ビデオサーバー、DLNA対応(予定の)LinkStation(HS-DGL)にも問題なく接続できた。「DiXiM Media Client」は最初のメニューで「ビデオ」を選択すると、同じネットワーク内のすべてのDLNA対応メディアサーバーに接続して、ムービーを収集してリストアップする。メディアサーバーを意識する必要もなく便利っぽいが、うちのような環境だとその動作に時間がかかり、またリストアップされたムービーが多すぎて目的のムービーを探すことさえも一苦労で使いにくい。トップメニューで「サーバー」を選んでからならばVAIOメディアやネットワークメディアレシーバーと似た操作で選択できるので問題ないといえば問題ないが。

 次にLinkStation(HS-DGL)でメディアサーバーが落ちる原因となるJPEGファイルをLANDISK AVにコピーする。「DiXiM Media Client」で接続して問題なく表示できた。やはりLinkStation(HS-DGL)のバグだ。そういえば、この件に関してバッファローからは何の返答もない。