実売1万円のネットワークメディアクライアント登場

　バッファローはこれまでDLNA準拠のメディアサーバー（HS-DGLシリーズ）はあるのに、それを見るネットワークメディアクライアントがない（パソコンでは見ることができたけど）というアンバランスな状況だった。てっきりLinkTheater（リンクシアター）シリーズ（PC-P3LWG/DVD、PC-P3LAN/DVD）のファームウェアをバージョンアップして対応するものだと思っていたのだが。

　“LinkTheater mini”「PC-P1LAN」は、パソコンに保存した動画ファイルを手軽にテレビで楽しみたいお客様のニーズにお応えする“LinkTheater”の新モデルです。
　「PC-P1LAN」には米Mediabolic社のミドルウェアが搭載されており、MPEG2、JPEG、MP3など最も普及しているメディア・フォーマットの再生が可能です。セットアップも簡単で、ファームウェアのアップグレードにも対応しております。バッファローは、米Mediabolic社の技術を採用することにより、DLNAガイドライン対応機器との接続に加え、音楽ファイルのプレイリスト作成機能など、独自の拡張機能を実装。さらにバッファローが開発したトランスコーダにより、「PC-P1LAN」単体では映せないデータもパソコンの力を借りて再生可能です。「PC-P1LAN」は、米Mediabolic社の協力をうけ、より使い勝手のよい製品として設計されています。
　また、好評発売中のDLNAガイドラインに対応した“LinkStation”「HS-DGLシリーズ」にも米Mediabolic社のミドルウェアが採用されており、「PC-P1LAN」と組み合わせることによって、ご家庭の複数の部屋でデジタルコンテンツが楽しめる環境を安価で実現できるようになります。　使い勝手が向上し、お求めになりやすい価格を実現した“LinkTheater mini”「PC-P1LAN」が快適なAVライフをお届けします。

　しかし、このメディアプレイヤー、MediaWiz系のメディアサーバーには接続できなさそうなんだが、同社のLinkStationやTeraStationでMediaWiz互換のメディアサーバーを動かしているユーザーは切捨てなのか？ 僕には関係ないのだが。
　VAIO Type XのX3ビデオサーバーに対応しているなら買いかな。って背面よく見たらD端子はおろかSビデオ端子さえもないじゃん。