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ソニー、VAIO Type X後継機種発表

 VAIO Type X Lving(VGX-XL70S)はその名のとおりリビングPC(旧VAIO Type Xはレコーディングサーバーだった)だ。今度は地上・BS・110度CSデジタルチューナーを内蔵し、デジタルハイビジョン放送の録画・視聴が可能になった。もちろんアナログテレビチューナーを2基内蔵し、2番組を同時に録画できる。旧VAIO Type Xの特徴だった地上波多チャンネル同時録画機能(X3ビデオサーバーユニット)は「Xビデオステーション(VGX-XV80S・XV40S)」として独立した周辺機器になり、しかも最大8チャンネル同時録画が可能になった。type X Livingの発売日は未定、Xビデオステーションは10月25日発売。



 「type X Living」は、リビングの大画面テレビにHDMI経由で接続して(*1)、高画質で楽しめるリビングルームPCで、リモコンだけで手軽にインターネットを満喫できる「リビング・ブラウジング」機能や、最長約10m離れて操作可能なタッチパット付きワイヤレスキーボードを付属しています。
また、同時多チャンネルビデオレコーダー・サーバー「Xビデオステーション」は、地上アナログテレビ放送8チャンネルを約3週間録りためる(*2)「タイムマシン機能」を搭載。これからのテレビ生活はもっと自由になります。

 あまりの出荷台数の少なさにこのシリーズはもう打ち切りかとオモタよ。でも、ビデオサーバー設計費用の元を取るためにコンセプト変えて再出発。最初からXビデオステーション単体(っていうか当時ならX3ビデオサーバーユニットか)で発売して欲しかった。


 そんなわけで僕が惹かれるのはVAIO Type X LivingよりもXビデオステーション(VGX-XV80S・XV40S)のほうだ。最大2TバイトのHDDを内蔵でき、標準画質で5日以上連続で8チャンネル全部の番組が録りためられる。さらにあまったチューナーで予約録画や「おまかせ・まる録り」とまるでCOCOONチャンネルサーバー(CSV-EX11・EX9)の後継ともいえるスペックも備えている(COCOONチャンネルサーバー(CSV-EX11・EX9)のようにスカパー連動機能はないけど、僕には不要だからモウマンタイ)。もちろんDLNA仕様のメディアサーバーの機能ももっているのでルームリンクVGP-MR100と組み合わせてPCレスのVAIOメディア環境の構築が可能だ。


 ちなみにXビデオステーションはVAIO Type X Living縛りどころかVAIO縛りもない。ソニーにしては画期的なことだと思う。ところでXビデオステーションの付属ソフト(タイムマシンビューやフィルムロール付のプレイヤー)はうちのVAIO Type Xにインストールできるのだろうか。X3ビデオサーバーユニットとやDoVAIOと共存できるなら買おう。

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